「手放したくなくなる服」をつくるために|Aiguille & Itoの思いやり①

昨日見つけた、私の服づくりの軸。

それは、「手放したくなくなる服をつくる」ということです。

では、その想いを実際のものづくりに落とし込むために、私は何をしていくのか。

その答えの一つが、「できる限りの思いやりを持ってつくること」だと考えています。

まずは、生地選びから。

Aiguille & Itoでは、高い品質を維持しながらものづくりを続けているフランスやヨーロッパの生地メーカーから素材を探します。

最優先はフランス国内。

もしフランスで理想の素材に出会えなかった場合は、近隣のヨーロッパ諸国へ、そして必要に応じてさらにヨーロッパ各国へとネットワークを広げていく予定です。

その理由は、生地の輸送距離が長くなるほど、CO₂排出量も増えてしまうからです。

そのため、現時点ではアジア諸国から生地を輸入する選択は考えていません。

これは、私なりの環境への配慮でもあります。

一方で、完成した製品をフランスから日本へ届ける際には、船や飛行機による輸送を避けることはできません。

その過程で、どうしても一定量のCO₂を排出してしまいます。

もちろん、完成した製品をフランスから日本へ届ける以上、輸送による環境負荷を完全になくすことはできません。

だからこそ私は、生地の調達段階ではできるだけ近い地域を選び、輸送距離を抑えることで、全体としての環境負荷のバランスを少しでも保ちたいと考えています。

完全な答えではないかもしれません。それでも、できることを一つずつ積み重ねながら、ものづくりと環境への配慮の両立を目指していきたいと思っています。

本来であればフランス国内で販売できれば理想的なのですが、今の私にはまだそのための販売ネットワークがありません。

だからこそ、まずは日本へ届けることから始めたいと思っています。

そして、日本へ輸出したい理由はもう一つあります。

それは、服とともにフランスの文化も届けたいからです。

海に囲まれた日本は、地理的に見るとヨーロッパから遠く離れています。

けれど、グローバル化が進んだ今だからこそ、異なる文化や価値観に触れることは、とても大切なことだと感じています。

私は日本の文化を深く愛しています。

その一方で、フランスで暮らす中で出会った美意識や価値観にも、日々多くの学びをもらっています。

だからこそ、日本人である私が、日本の文化を尊重しながら、フランスの文化やものづくりの魅力を届けていきたい。

そんな想いから、「Made in Franceを日本へ」というコンセプトで準備を進めています。

思いやりについてのお話は、まだ続きます。

今日はひとまず、この辺で。

続きはまた次回の記事でお話しできたらと思います。


ゆりこが立ち上げるブランド「Aiguille & Ito」 は現在、ブランド立ち上げに向けて、少しずつ準備を進めています。

まだ形になる前の段階ではありますが、土台を丁寧に整えながら、ここに綴っている想いや空気感を、そのままお洋服として届けられる日を目指しています。

これからも、準備の過程や日々感じていることを、少しずつ発信していけたらと思っています。

ブランドを立ち上げる際には、Instagram LIVEなどを通して、ブランドの「今」も皆さまにお伝えできたら嬉しいです。

現在、Instagramのフォロワーを1000人に到達させるため頑張っています!
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