ファウンダーとして大切にしていること~私のブランドは一人では作れない~

ブランドのファウンダーとして、私が何より大切にしていることがあります。

それは、一緒に事業をつくってくれるチームメンバーの声に耳を傾けること。そして、彼らと共にブランドを育てていくことです。

現在、ブランドづくりに携わってくれているコアコラボレーターたちは、私自身が「この人と一緒に仕事がしたい」と思った方々です。

一人ひとりに声をかけ、想いを伝え、協力をお願いしながら、少しずつ企画を進めています。

もちろん、ときには耳の痛い意見をいただくこともあります。

けれど、それを受け止めることもファウンダーの役割だと思っています。

私は、私のブランドを自分の理想やエゴを実現するためだけの会社にはしたくありません。

だからこそ、「皆でつくっている」と実感できるブランドにしたい。

そんな想いで準備を進めています。


日仏間で起業準備を進める中で、特に難しいと感じるのは、お互いの仕事の進め方やスピード感の違いです。

どちらが正しいという話ではありません。

ただ、その違いによって生まれる小さなズレを調整し、タイミングを合わせていくことは、思っていた以上に難しい作業だと感じています。


起業準備というと、事業計画書の作成や収支予測などの事務作業を思い浮かべる方も多いかもしれません。

もちろん、それらも欠かせない仕事です。

その上で、販売先のリサーチ、素材選び、パートナーやコンサルタントとの方向性のすり合わせなど、やるべきことは数え切れません。

そして私の場合は、そこにSNSでの発信も加わります。

ブランドが立ち上がる前から、自分自身の言葉で考えを伝え続けること。

デザイナーというと、作品づくりに集中する仕事だと思われがちですが、実際には「なぜそれをつくるのか」を言葉にすることも同じくらい重要です。

自分がつくろうとしているものを言語化する難しさと大切さを、日々実感しています。


発信は、お客様にブランドを知っていただくためだけのものではありません。

一緒に働くチームメンバーにも、自分たちが関わるブランドがどのような考えを持ち、どこへ向かおうとしているのかを伝える大切な役割があります。

私は、コラボレーターたちが

「自分が関わっているブランドは、意味のある素敵なブランドだ」

と胸を張って言えるような会社にしたいと思っています。

だからこそ、自分の考えを整理し、ブランドの理念を発信し続けることは、とても重要な仕事だと考えています。


また、取引先との交渉においても、できる限り双方が納得できる着地点を目指したいと思っています。

こちらの譲れない部分を理解していただきながら、相手の事情にも耳を傾ける。

一方的な関係ではなく、お互いが気持ちよく長く付き合える関係性を築いていきたいのです。


チーム、取引先、お客様。

それぞれの想いや事情の間でバランスを取りながら前へ進むこと。

四方八方に気を配り、ときには板挟みになることも、ファウンダーという立場の宿命なのかもしれません。

決して簡単な役割ではありません。

それでも、不思議と「きっとできる」という感覚があります。

それは、事業そのものよりも先に、人との信頼関係を築くことを大切にしてきたから。

そして今も、その信頼関係の上にブランドを育てようとしているからなのだと思います。

Aiguille & Ito が目指しているのは、服をつくることだけではありません。

人と人とのつながりの中から生まれる、長く愛されるブランドを育てていくこと。

その土台づくりは、今日も続いています。


ゆりこが立ち上げるブランド「Aiguille & Ito」 は現在、ブランド立ち上げに向けて、少しずつ準備を進めています。

まだ形になる前の段階ではありますが、土台を丁寧に整えながら、ここに綴っている想いや空気感を、そのままお洋服として届けられる日を目指しています。

これからも、準備の過程や日々感じていることを、少しずつ発信していけたらと思っています。

ブランドを立ち上げる際には、Instagram LIVEなどを通して、ブランドの「今」も皆さまにお伝えできたら嬉しいです。

現在、Instagramのフォロワーを1000人に到達させるため頑張っています!
もし少しでも共感していただけたら、
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